4.20.2011

Apple、Samsungを提訴

AppleがSamsungを、iPhoneおよびiPadの、機器の外観およびソフトの見た目、操作感を模倣しているとして提訴された。確かに、Samsung独自のデザイン力ではAppleには到底かなわないとうことは、iPhoneをまねて作り上げた、というSamsung側の最初期の報道にもあらわれていた通りだ。個人的には、独自デザインで勝負できないなら、まねをさせてやってもよいではないか、と思うのだが、いかがなものだろう。所詮、模倣は模倣、革新的なAppleならば、次の手、次の手と打って出ればよいではないか。

Apple 対 多数の会社、言い換えれば、iOS 対 アンドロイドという、スマートフォンおよびタブレットの熾烈な闘いの中で、多数の会社で作る膨大な量および種類のスマートフォンおよびタブレットに、たった1社のスマートフォンおよびタブレットで勝負をかけるAppleは、確かに、市場への出荷総量や売り上げ総量からいえば、水をあけられている。しかし、1社ベースの売り上げから見れば、もはやダントツとしか表現できない。つまり、アンドロイド側の1社あたりの比較では、お話にならない、ということだ。いずれ1社抜け、また1社抜けという状況になることは間違いないのだから、Appleとしては静観しておいてよいと思う。

さて、この訴訟、iPhoneやiPadのA4/A5チップの製造を担うSamsung側の立場もあって、恐らく早期に解決するだろう。Samsung、そろそろ独り立ちを、がんばれ、サムスン。

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