10.19.2011

Siriのすごさ

iPhone4Sで使えて、iPhone4で使えない唯一のアプリは、Siriだ。
日本語対応は来年だという。Siriとは何だろう。

簡単に言えば、音声認識アプルだ。

音声認識アプリは、古くからある。個人的には、iPhoneの前は、NOKIA携帯をずっと使い続けてきたが、NOKIA携帯にも、連絡帳の個人と関連づけた、短いフレーズを登録しておくと、マイクで、そのフレーズを話すと、関連づけられた個人に電話がかけられる、という機能がついていた。はじめこそ使っていたが、そのうち使わなくなってしまったが・・・

iPhone4にも、Voice Controlがついていて、同機能が使える。

Android端末にも音声認識アプリがあって、こちらはかなり優秀だ。質問に応えてくれる、というもので、利用価値が高い。ただ、助詞のない文節に区切って質問をする必要があるので、日常の口語表現では認識してくれない点で、まだ常識的な使い方にはほど遠い状況にある(「今日の天気は」ではだめで、「今日」「天気」で質問する。)。つまり、Android端末での認識アプリは、いまだ「おまけ」的な存在でしかないといえる。

それが、iPhone4Sに搭載されるSiriでは、「今日の天気は」などの日常の口語表現に対応する。それどころか、「最新の天気は」、「東京は雨が降る?」、「今日は傘がいるのかな?」などにも同様に、「今日の天気はこんな感じです」という音声案内に続いて、天気予報が表示されるという。

さらに、Siriが優れているのは、質問だけでなく、iPhoneに対して設定命令もできる、という点だ。たとえば、「明日6時に起こしてね」というと、アラームが6時にセットされる。「金曜の午後に花子と食事に行く」という予定をしゃべれば、カレンダーに設定される。
また、車の運転時などで手が離せない場合に、受信したメッセージを読み上げさせ、さらに音声で返信メッセージを作って、送信までさせてしまうことができる。

まさに未来映画の中に出てくるシーンが実現されることになる。

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