9.24.2012

しっかりしろ警察官

容疑者の妻という弱い立場を利用して、警官がまた不祥事を起こした。

和歌山県警の巡査部長という公的地位を利用して、参考人として呼ばれた、容疑者の妻が、警官の不当な質問攻めにあったのだ。内容は、性生活にまで及んだ執拗なものだったようだ。結局、自分の不埒な心情を満足させるためだけに質問をしているとみられても致し方ないだろう。事件は、刑事告訴にまですすんでいる。

今回のような警官の不祥事は、今に始まったことではない。これは、あまりにも厳しい、あるいは、孤独な警官という職業柄からくる問題かもしれない。一種の職業病といってもよいだろう。しかし、被害者の立場に立ってみれば、警官という職業は、一種特別のものであり、直接自分に関係のない今回の事件であっても、間接的な関係がある場合には、弱い立場だ。その弱い立場につけいることは、言語道断だろう。

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