5.28.2013

処断されるべき警察官の不祥事

世の中でストレスのたまる職業のうち、警察官というものはかなり上位に位置するのではないだろうか。ストレスがたまる職業では、はめをはずしやすいが、中でも警察の場合には一般の人々を畏怖させるだけの権威じみたものを感じさせるだけに、それを利用した迷惑行為が多い。警察の不祥事は今に始まったことではないが、中には個人的な性的欲求を満足させるためだけの職務質問を投げかけるような場合は、「職権乱用」との区別がつきにくいだけに、質問を受けた人は泣き寝入りしやすいものだ。

和歌山県警が起こした「事件」もその一つだ。

夫が容疑者として逮捕されたことに伴って参考人としてその妻が呼ばれたことに端を発したこの「事件」は、まさに職権乱用として処断されてしかるべき場合だった。しかし、刑事事件としては不起訴になり、現在、民事訴訟として係争中だ。

参考人として呼ばれた妻に対してなされた職務質問の内容はまさに「言葉によるレイプ」そのものといってよいものだった。詳しくは、心的外傷後ストレス障害(PTSD)にまで発展した参考人の心的状況から察することができるだろうが、リンク先の月刊ゲンダイの記事が分かりやすい。

ともかく警察官の不祥事だけは厳しく処断してもらいたいものだ。

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