1.09.2015

年賀状

両親の年賀状を毎年作成してきたが、年を追うごとにその枚数が減っていく。ポツリポツリと人が亡くなっていくのだ。あの人が、この人も、という言葉を両親が口にするのが、まるで新年の挨拶のようになっている。親しい人の死を通して、自分の死に対峙しているのかもしれない。

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