iPhone4Sが出た。
発表会には、スティーブ・ジョブズ元CEOの姿はなかった。でも、ティム・クックはそれなりにさまになっていたように思う。
AppleのiPhone戦略は、ジョブズからクックに渡っても、今回の4Sを含めて、その先3つほどはすでに出来上がっているらしい。とすると・・・
iPhone4S → iPhone5 → iPhone5S
まではできているとみてよいだろう。
そして、Sが「スピード」を表し、一方、数字は「外装デザイン」を表すということが、AppleのiPhone戦略の中で見えてきたような気がする。とすると、次期iPhone5は、外装が劇的に変化することが期待できる。これは、表示画面の拡大をも含めて考えた方がよいだろう。そして、次々期のiPhone5Sでは、「A6」チップをはじめて搭載ということで、外側デザインは同じで、さらなる爆速機に変貌するだろう。
すなわち、「デザイン」と「機能」を、数字とSで分けるという戦略を行うことで、同じ形の製品の寿命を長く保つことが可能となるのだ。これによって、製品工程への無駄な経費やデザインにかかる経費を削減できることになる。このあたりは、経営戦略に長けたティム・クックのなせる技だと思う。外装のデザインだけでなく、製品の流れのデザインも精密にできているのが、競合他社にない、Appleの強さだろうと思う。
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